総退却 その3

2023年9月3日



前回もちょっと触れた「仕事を干された」話。

不思議なものです。こうした悪いことって、自分の過去を振り返ってみると、ほぼ10年から12年の周期で起きているのです。

細木数子さんの六占星術っていうのがあり、人気を博していますが、そちらも確か12年周期をとっていましたし、ほかにも12年周期を語るものはたくさんあります。(管理人はスピリチュアルには関心がありますが、実は占いのたぐいは、ちょっと苦手)

いまから12年前、会社の上司とそりが合わず、突然、あるプロジェクトから降ろされました。「君はもういいよ」というわけです。とはいえ、会社勤めを辞めさせられるわけではなく、来る日も来る日も閑職で、自分のいる意味が感じられずつらい思いをしました。ま、前回書いたように、その分、プライベートの生活を楽しみ、そのことで、どうにか精神的には持ったようなものです。しかし、数年後、会社の状況が変わり、再びお声がかかってプロジェクトに戻り、中心的な存在に…。さらには会社の顔みたいな存在となり…。

そんなことがあったのです。

その、さらに12年前って?と考えるとこれがまた大好きだった祖母を亡くした年です。そのときも仕事を辞めざるをえなかったり、長く付き合っていた恋人から別れを告げられたりと、いろいろとありました。そうした悪い状態は3年くらいは続きました。

が、人生谷あれば山もある。

石の上にも3年とはよく言ったもの。その後は再び、登り調子になり、好きな仕事に就けたり、妻と出会ったり…。それが12年周期の2回前が終わった20年くらい前の頃。

そして、再び3年前、父が突然亡くなってから起きた一連の良くない出来事、そしてこの仕事の辛い状態。ということは、自分の過去の経験から、来年あたりからは再び状況が変わり、このまま「総退却」の必要なく事態は好転するかも。

でもそうあったとしても、これまでの計算ではさらに10年後、定年退職の前くらいにまた一波乱ありそうだから、それまでにローンを返し終えて総退却したいものです。

この過去の記憶、実は自分で過去の出来事を年表形式にして確かめたものです。そう、ほんとに周期ってありそうなんです。何事も人生の不思議を感じさせる「12年周期」です。(繰り返しますが、細木数子さんをはじめ、占星術を必ずしもそのまま信じているわけではありませんが…。)

ですから、みなさんも今現在、管理人みたいに落ち込んでいたら、どうぞ「3年の辛抱!」と思ってみてはどうでしょう?