前世療法(過去生退行催眠)@奥山医院を受けてきた 4
トイレもユニークな奥山医院
奥山医院での退行催眠、もっと色々な問題についても触れていきます…。
催眠の中では他の悩みに関した過去生も見せてもらいます。
子どもの頃からなぜか苦手だった事など、そして、周囲との人間関係…。いずれもかなり明快な答えが出てきます。
そしてそれぞれの人生に出てくる登場人物にはドクターから「それは現在の人生では誰ですか?」という質問が繰り返されます。そのたびに目を見ると知らない人であることもありますが、知っている人であることが多いのです。その場合、本当に不思議なのですが、顔や性別ではないのです。目を見た瞬間に「あ、あの人だ!」と思うのです。それも、何年も会ったことのない人だったり、何年も思い出すことのなかった人だったりするのです。もしも自分が作り話ででっち上げているのであれば、もっと身近でいつも接している人ばかり出てくるはずです。
それが、たとえば、ある過去生で自分が同僚にそそのかされ、人生一度きりの売春宿に行き、そこで相手をしてくれた女性が出てきた時には驚きました。尺調整の若い頃とてもお世話になった方だったんです。でも、もう会わなくなって何十年。いきなり彼女が現れるとは。しかもその過去生のときの二人の関係を知れば、なぜ今回の人生で不思議でわかりにくい関係にならざるを得なかったのかも理解できます。
さらに、昔亡くなった友人、彼は若い頃ものすごく自分を助けてくれた恩人です。にも関わらず亡くなって何年もたち、彼の事を思い出すことも少なくなっていました。ところが、その彼が催眠で現れ、過去の人生でソウルメイトの一人として一緒にいたとわかり、今も見守ってくれているというのです。
あるいは、今の職場で不思議と仲が良く、いつも頼りにしてくれていた後輩は過去生で妻だったことも。
もちろん催眠の後で何度も考えました。これは自分が勝手に想像力で作り上げたのではないかと。確かに一部、そういう場面もありました。例えば舞台がスイスだと思った瞬間に、かつて自分が視ていたアニメに出てくるような風景や人物が出てきたり。でも、それ以外、大部分はそんな陳腐な連想による想像ではないようです。だって、自分では一度も見たことがない風景や人物が次から次へと出てくるのですから。
いや、その知らない景色や人も、もしかしたら潜在意識が作り上げた想像なのかもしれません。それは否定できません。が、いずれにしても通常日常生活を送っている想像力の乏しい自分にはとうていできない芸当であるのは間違いないのです。そして、それをドクターの誘導で引き出したときに何か大きな意味を持ち、特に悩みの解決に大いなる力となる。それであれば、たとえ潜在意識が作り上げた想像の産物でもいいのではないでしょうか?
ちなみに飯田さんの「生きがいの創造Ⅲ」には134ページよりウィリストン博士の作った催眠の5段階レベルが書かれています。これに従ってみると、どうやら自分の催眠レベルは2~3あたりのようです。この区分けは、読む前にはピンとこなかったのですが、実際に催眠療法を受けてみると、非常に実態に即していることがわかるよい区分けだと感じます。また、博士の経験ではレベル3には約50パーセントの人が至るそうです。
<続く>
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