後になってわかる前世療法の時の言葉
奥山医院での前世催眠療法を受けて1年半が経ちました。
どの程度の効果があったかということですが、自分自身では相当な心理的な変化がありました。催眠療法を受けた直接の動機である先端恐怖症は今やすっかりと消え去りました。
さらに、人生でいろいろと思い悩んでいたことがかなりの部分、消えていき、生きていくことが楽になりました。
セッションの速記録(録音されたものを文字化しています)をもらっているので、時折読み返すことがあります。
すると、その度に新たな発見があるのです。
当時は気づかなかったこと、あるいは、わからなかったことです。
その一つにこんなことがありました。
セッションの後半、奥山先生の見事なリードによって、光の存在と話をすることができました。光の存在に言われたこと、多くが納得いくものでした。
ところが、一つだけ、そのときに首を傾げることがあったのです。
妻との関係を尋ねたとき、光の存在がこう語ってきたのです。それを管理人が口に出し、奥山先生に伝えます。
「あなたは妻に無理をしいてはいけない」
この言葉でした。自分でいうのも恥ずかしいのですが、管理人、かなりの愛妻家です。また、周りからも「尺調整さんは本当に奥さんにやさしいんだから…」と言われるので、たぶん、客観的に見てもそうだとは思うのです。
ですから、「無理を強いている」という言葉に違和感を感じ、思わず、「え?そうかな?」とつぶやいたこともちゃんと記録には残っています。
端で見てたらおかしいでしょうね。自分で言っておいて自分で否定するなんて…。
それから2年、今年の正月に珍しく妻がひどく怒り始めたのです。このところ年齢的にイライラしてしまう年齢なので、仕方がないのですが、この日は珍しく激しく感情を高ぶらせ、そして、泣きじゃくり始めました。
結局、理由を聞き出してみると、今まで、当たり前に自分が妻に話していたことが、まるで、彼女に「無理を強いている」ように結婚後、ずっと聞こえていたというのです。
これには心底驚きました。自分としてはそんなつもりは無かったのですが、言われてみると、確かにそうかもしれません。態度として妻にこうあって欲しいという無言のプレッシャーを与えていたようなのです。
そして、久しぶりに奥山医院の記録を見ていたら、偶然、上記の言葉を見つけ、思わず息をのみました。
ああ、こういうことだったんだ!
ちゃんと光の存在は知っていて指摘をしてくれていたんだ!
やはり、前世催眠療法というのは奥が深いです。そして、光の存在の言葉は一つ一つに、重要な意味を持っていると改めて実感です。今後も折に触れ、繰り返し記録を読むことにしていきたいと強く思いました。
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