失業から、さらに思う事 ~ 一生懸命の後は「のんきにおまかせ」
先日、失業の話を書きました。
実は、これ、以前にそうなる可能性があるということを10年前に指摘されていたかもしれません。
このブログでは以前、奥山医院で催眠療法を受けてきたことを書きました(こちら)。
その催眠が終わった直後、奥山ドクターから意外なことを告げられていたんです。
ちょっと引用しますね。
「尺調整さんは過去生へ繋がりやすい人のようです。そういう人は、催眠によって開かれたため、驚くようなことが次々に起きてくることがあります。それも比較的短時間に。良いこともたくさんありますし、悪いことも。いや、一見すると悪いことに思われるかもしれませんが、後になってみると人生に必要だったことなんです。それこそ会社がつぶれてしまうということが起きるかもしれません。それが短時間にです。つながりにくい人は何年もかけてゆっくりと起きるような事柄なんですが。それは覚えておいてください。会社が倒産してもびっくりしないでね。それと、珍しい人に突然街中で再会したり、連絡があったり…。シンクロニシティがよく起きるようになったりします」
そうなんです。記事で書いたとおり、実にその日のうちに数年ぶりの懐かしい方から突然電話があったり、その翌日、数年来の夢だったことが実現したりと、まさにドクターのおっしゃることが起きてビックリしていたのですが、ただ、会社の倒産というのは当時あり得ずに意外な感じがしたのを覚えています。実際、こう書いています。
「この言葉にきょとんとします。あんな状態の自分でも繋がりやすい方なんだ…。それにしても、今仕事している会社は「倒産」ということは考えにくく…、そうすると、自分が解雇されるとか?あ、自分のやっている仕事の規模が縮小されるとか。うーん、ちょっと心配になってきます。」
さすがにこれはあり得ないことの部類だったのでしょう。それから10年はそんな心配もなく過ごしていたのですが……。
でも、突然にそのときがやってきました。
それが前回書いた突然の失業でした。
さすがに、直後ではなかったけれど、あり得ないことではなかったんだなぁ……。
この時、かなり焦って、眠れない日々が続いたということを書きましたが、一方で、この時の言葉を思い出すこともあり、ああ、これもまた、何か大きな変化が、しかも良い事が起きるようになるためのことなのかな……、と考え、ドクターの「一見すると悪いことに思われるかもしれませんが、後になってみると人生に必要だったことなんです」という言葉を繰り返し自分でもとなえて自分をなぐさめ、励ましていました。
そして、それが実際にその通りに展開していくことになりました。
人生というのは、悪い事も沢山起きます。いや、良い事よりも悪い事が沢山起きるような実感もあります。が、その悪い事も、時が経ってみると良いことであったのかな……と思うことがしばしばあります。この失業の話もそうですし、人生を振り返って見れば、例えば大学受験に失敗したことや、就職試験に失敗したこと、資格試験に落ちたこと……などなど。私の人生は実に多くの失敗に満ちているのですが、結局、振り返って見ると、その失敗がバネになったり、あるいは、その失敗で別の素晴らしい話が舞い込んできたり……と、結果オーライなのです。
そんな人生を送ってきたので、この年になって若い方々と話す機会があれば、できるだけ、「絶望しないで前を見て生きてね!」とアドバイスするようにしています。
私の失敗談、結構強烈なので、それが後々に良い方向に変わっていったという話は、幸い説得力を持つようで、皆さん、大いに納得して下さいます。
というわけで、そんな話もまたこのブログでしていくことにしますね。
スピリチュアルな著作の数々で知られる山川紘矢さんが、ご自身のモットーとして「のんきにおまかせ」という言葉をご自身の本に書いていらっしゃいますが、私も60代となって、この「のんきにおまかせ」という言葉が実感できて、そして好きになっています。
もちろん、全力を出し切って頑張ることも必要な場面があります。そして、それとは別にすべてを流れにゆだねるという場面もあっていいのではないでしょうか。
皆さんもぜひそうした気持ちになってくださればと思います。
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