夢の中での時間感覚の不思議



ある朝、仕事のいやな夢で目を覚まします。

時間に追われる夢。管理人の名前から想像される方もいらっしゃるかもしれませんが、その通りで、長年にわたって日々秒単位で時間に追われる仕事をしてきました。

ですから、他の方よりも時間感覚はある方だとは思うのです。

でも、この朝、夢から目が覚め、「ああ、嫌な夢を見た!」と、そのまま起きるのが癪で、時計を見てまだ朝が早いことを知り、もう一度目を閉じます。

すると、なんと同じような時間に追われる仕事の夢を!それもとても長く辛い夢。

ひやぁ!もうやだ、起きる!

と、目を開けて、時計を見たら……。

あれ?先ほどから1分も進んでいない!!

おかしいな、夢ではまるで数十分にわたりドラマが繰り広げられたのに。

そのとき、ふと思います。

夢の中での時間経過ってどうなっているんだろう?

夢を見るというのは正確に言えば眠っている最中に見ていること。

でも、それを思い出すのは目覚めてから、振り返るとき。

そのとき、夢で見たことを再構築しているはずです。

そして、再構築しているときは起きているときの自分の意識に従いますから、当然、現実の時間の流れで経過して再構築していくわけです。

すると今のようにわずか1分も経たないうちに見ているのに、思い出してみると数十分のストーリーになってしまう。

ということは……、もしかして、夢って時間の流れは関係ないのかも?

つまり、極端な話、起承転結のように見えても、「起」、「承」、「展」、「結」の4つが、ほぼ同時に、あるいはごくわずかな時間に起きているのではないかということです。

それに気付いた時にふと思いました。

スピリチュアルな世界でいうところの「中間性」は「現世」とは時間の流れが違うということが良く言われます。これってそういうことと関係があるのかな?

時間の流れに関して、いままで疑わしく感じていた「時間の流れはあるようでない」とか、「時間の流れは伸縮自在」などと言う言葉、なんとなく、理解できたような気がしたのです。

まぁ、わからない世界ですし、ホントにあるかどうかもわかりません。

いずれにしても、夢については、ほんの少し理解が進んだような気がします。